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(株)中央シャッター(株)中央テント
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【道頓堀のシンボル】グリコの看板の歴史 ~実は6回リニューアルしている!?

投稿日 : 2022年3月2日 最終更新日時 : 2022年1月20日 カテゴリー : お役立ち情報

道頓堀のシンボルともいえるグリコの看板。
実はあの看板、現在は6代目であり、代替わりの度経済などに大きな影響を及ぼしてきました。
そこで、今回はグリコの看板の歴史について振り返っていきたいと思います。

目次

【グリコの看板の歴史①】-1935年-初代グリコ看板

初代のグリコの看板は今からおよそ80年前である1935年に立てられました。
36メートルの高さを誇り、トレードマークのランナーとグリコの文字が6色に光るネオンはその存在感があったといいます。

当時にしては型破りともいえるこの看板は、街の中で多くの人の目に留まり、一躍大阪の名物となりました。

また、今でも有名なキャッチコピー「一粒300メートル」はこの頃に作られたものです。
しかし、人気を誇った初代の看板は1943年、鉄材供出のため撤去されてしまいました。

【グリコの看板の歴史②】-1955年-2代目グリコ看板

初代の看板が撤去から10年程経過した1955年、2代目となるグリコ看板が再建されました。
2代目のグリコの看板は、高さ21メートルと初代に比べて小さくなっています。
しかし、下部に特設のステージが設置されていたことが特徴です。

そのステージではワニの人形がピアノを弾いたり、人形劇が繰り広げられたりされていたそうです。
初代よりも高さの低い分、遊び心に溢れた作りになっています。

また、ステージ上でロカビリー(音楽のジャンル)大会が行われることもあり、初代同様大阪の名物として親しまれていました。

【グリコの看板の歴史③】-1963年-3代目グリコ看板

1963年には、グリコの看板は3代目となります。
3代目は150本のノズルから12トンもの水が噴き出す噴水付きで、高さは18メートルのネオン塔です。

12色の光が噴水を照らすことで、鮮やかな虹を生み出す仕組みになっていました。
その光景は訪れる人たちの目を釘付けにし、これまでと同様、大きな話題を呼んでいたそうです。

噴水の水は、ポンプによって上部に設置されたタンクに再び戻り、そして循環していくという仕組みで環境面にも考慮された看板です。

【グリコの看板の歴史④】-1972年-4代目グリコ看板

1972年には4代目となるグリコの看板が登場しました。
高さは3代目とほぼ同様ではあったものの、ランナーが陸上競技場のトラックへゴールインするという躍動感のあるデザインです。

午後11時という遅い時間まで点灯を続けられていたこともあり、この看板を背景に写真を撮る人が急増したそうです。
4代目となるこの看板は、グリコの看板の歴史における、一つのターニングポイントといえる看板です。

【グリコの看板の歴史⑤】-1998年-5代目グリコ看板

1996年、隣接するビルの改装に伴い、4代目のグリコ看板は撤去されてしまいました。
そこから長らくグリコ看板の不在となる期間が続いたものの、1998年に看板がリニューアルされ、5代目グリコの看板として復活しました。

キャッチコピーも、「一粒300メートル」から「おいしさと健康」へと変更されています。
4460本ものネオンを贅沢に使ったデザインは、4代目にも劣らない存在感といえるでしょう。
ネオンの点灯は日没30分後から午前0時まで続き、電気代はなんと、月額で16万円にもなっていたそうです。

また、5代目最大の特徴は、何といってもデザインの変化でしょう。
トレードマークのランナーは様々なスポーツの大会とタイアップし、それに合わせてユニフォームが変化していました。
2002年のFIFAワールドカップや、2007年の世界陸上大阪大会の頃にはそれぞれの日本代表が着用したユニフォームのデザインへと変化しています。

このように、時代に合わせた看板の変化は大きな話題を集め、名物としての存在感を一層大きくした時期でもあります。

【グリコの看板の歴史⑥】-2014年-6代目グリコ看板

2014年、5代目の看板は老朽化によってリニューアルされ、グリコの看板は6代目となりました。
リニューアルに伴い、ネオンはLEDへと変更され、これまで以上に様々な色彩パターンを表現することができるようになっています。
LEDの数はおよそ14万個であり、全体を一つの大きなLEDビジョンのようにして様々な映像を映すことも可能になりました。

実際にこの機能を活用し、グリコの商品でもある「ジャイアントコーン」の広告が流れていた時期もありました。

この看板の経済効果は初年度(2014年)だけでも、全国で291億円以上の経済効果をもたらすと試算され、グリコ看板の歴史の重みを物語っています。

看板は日々多くの注目を浴びています

グリコ看板の歴史からもわかるように、看板は日々多くの人の目を集めています。
これを機に、ご自身のお店の看板もリニューアルしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、リニューアル後の看板が地域の名物看板となるかもしれません。

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