水平引きシャッターをご存知ですか?
水平引きシャッターは少し変わったシャッターなのですが、日常生活から特殊な状況までさまざまな場所で活躍する優れたシャッターなのです。
目次
【水平式シャッターの特徴①】人が乗っても大丈夫
水平シャッターとは、通常の上下するシャッターとは違い上記の画像のように水平に動く構造になっています。
水平式シャッターは通常のシャッターと比較すると驚くほど強固なシャッターです。
強度的には十分安全ですが、種類によっては人が乗っても安全な強度にまで補強することもできます。
シャッターの上で作業をする可能性がある場合、シャッターを補強しても良いかもしれません。
強度の補強ほかに、表面を木目調や大理石貼り仕様などとすることも可能です。
これをすることにより、シャッター部分が周囲から浮いてしまうという心配をなくせるでしょう。
床の一部を水平式シャッターにして一階から見ると天井の一部、二階からみると床の一部が水平式シャッターになります。
このように、使い方次第では空間をオシャレに演出することも可能です。
【水平引きシャッターの特徴②】雨を防ぐことができる雨防シャッターも設置可能
屋根を水平引きシャッターとしたときの懸念点の一つに雨が入るのではないでしょうか。
そんな状況で活躍するのが防雨シートがあります。
また、水平式シャッターには専用の防雨シートがあり、それを貼り付けることで雨を通さない防雨シャッターとすることができます。
防雨シートを貼りつけることで、地下室を作ることやお風呂の天井に設置して露天風呂を作り出すことも難しくないです。
そのため、水平式シャッターの自由度が大きく広がるといえるでしょう。
【水平引きシャッターの特徴③】水平引きシャッターは特殊なシーンで活躍する
通気や採光を目的とした天窓を設置したいと考えたことはありませんか?
そういったシーンにおいても水平引きシャッターは大活躍します。
水平引きシャッターには天窓用に設計された天窓仕様のものがあり、簡単に天窓を設置することも可能。そのほかにも床下の収納スペースや地下に収納庫を作った際の入り口として設置することもできます。
水平引きシャッターは、あなたの「あったらいいな」を叶えてくれるちょっと変わったシャッターでもあるのです。
【水平引きシャッターの特徴④】防火対象物向け設備・特定防火対象物向け設備の仕様にもできる
法令等により、防火設備や特定防火設備の設置が必要とされることがあります。
防火設備は耐火建築物や防火・準防火地域内にある建築物の外壁の開口部に設置が必要です。
特定防火設備は防火区画に用いる防火設備に設置が必要とされています。
法令等にはそれぞれ要件が詳細に定められているのですが、水平引きシャッターであればそれら要件を簡単に満たすことが可能でしょう。
水平引きシャッターは危険物を扱う工場など、高い防火性能を求められる場所でも活躍しています。
【水平引きシャッターの特徴⑤】床に平行して収納する流し込み型がある
水平式シャッターには床に平行して収納する流し込みタイプ(垂直水平引きシャッター)もあります。
床に並行して流し込むことで通常のシャッターに比べ、シャッターを収納しておくスペースが少なくすむのです。
それにより、利用できるスペースが限られている状況にあっても垂直水平引きシャッターなら設置ができるということも珍しくはないでしょう。
省スペースかつシャッター部分の強度も充分なことから、ATMなどにも利用されるほど高性能なシャッターとなっています。
まとめ
水平引きシャッターは丈夫で雨にも強く、かつ省スペースにも対応した優れたシャッターです。
また、防火性の高いものや天窓仕様のタイプもあり、特殊なシーンにも対応可能です。
水平引きシャッターについての検討は是非当社までご相談ください。