シャッターは10年ほどが保証期間とされていますので、それを過ぎるとメーカー側は交換と言ってくることがほとんどです。
しかし場合によっては、修理で済むこともあります。
その場合の確認事項などをご紹介します。
目次
シャッターが修理できる場合もある
シャッターの耐用年数は約10年と言われています。
これは適切なメンテナンスを行った場合の年数なので、使用頻度や使用条件によってこれより短くなる場合もあります。
そのためほとんどのメーカーでは保証期間を10年ほどに設定しており、これを過ぎるとシャッター交換することがほとんどです。
これは安全を考えているためです。
しかし場合によってはシャッターを修理すればまだ使えることがあります。
交換ではなく修理にすることで大幅なコスト削減が見込めますので、メーカーから交換と言われた場合でも、一度シャッター修理の見積りをとってみてはいかがでしょうか。
それでは、シャッターの状態を見る場合の確認事項をご紹介します。
確認事項①電動式の場合、モーター類は動いているか?
電動式の場合、まずはモーター類が正常に動いているか確認します。
リモート制御や、障害物感知ユニット、制御盤などが全て正常に動いていないと正しく作動せず、事故の危険性があります。
そのためモーター類は徹底的にチェックしましょう。
確認事項②シャッターを上げ下げすることはできるか?
シャッターが上げ下げしない原因は様々なことが考えられます。
ガイドレール引っかかっている場合、スラットと呼ばれるシャッターの部分が緩んでしまっている場合などがあります。
また電動式の場合は、安全装置が働いている可能性もあります。
こちらも状態によっては修理で済む場合があります。
無理やり力を入れてしまうと危険を伴う可能性があるので、早めに専門家に相談しましょう。
確認事項③スラット本体が錆びていたり曲がっていたりしないか?
スラットが錆びていたり曲がっていたりすると、シャッターを正常に上げ下げしにくくなってしまいます。
こちらも錆び具合や曲がり具合によって、シャッター交換か修理かが決まります。
確認事項④レールが錆びたり曲がったりしていないか?
ガイドレールと呼ばれるスラットの左右にある溝も、シャッターを構成する大事な部分です。
ここが錆びていたり曲がっていたりすれば、シャッターを上げ下げすることができなくなります。
こちらも錆び具合や曲がり具合によってシャッター交換か修理か変わってきます。
まとめ
シャッターの耐用年数はおおむね10年ほどですが、使用条件によっては交換ではなく、修理で済む可能性もあります。
シャッター修理の見積りは無料で行っているところもありますので、一度見積りをとってみてはいかがでしょうか。