店舗用の日よけテントや雨よけテント、オーニングテントにはどのような生地を用いるのがよいのでしょうか。
今回は、テントの生地の種類についてご紹介します。
目次
【雨よけ・日よけオーニングテント生地の種類①】テトロン
店舗用のテントの生地として一番よく利用されるものとして、テトロンという素材があります。
テトロンはポリエステル100%でできているため光沢感があり、触れるとつるつるとしています。
一番多く利用されているテント生地だけあって、街中で見かけるテント生地の多くがテトロンです。
色も様々な種類があり、テントの生地に迷ったらテトロンを選ぶと良いかもしれません。
【店舗用雨よけ・日よけオーニングテント生地の種類②】パスティ
前述のテトロンと同じナイロンでできている生地にパスティがあります。
パスティはテトロンと同じ素材でできているものの、布目調かつ、光沢のないマットな質感になっており、そのような点でテトロンとは異なります。
また、触れたときの感触もテトロンと比べてざらざらしています。
そして、値段もテトロンより高くなります。
パスティは、ナイロン製の生地がいいのだけれど、つるつるしていたり光沢感があるのは好ましくないという方にオススメです。
【店舗用雨よけ・日よけオーニングテント生地の種類③】シャガール
シャガールは再生ポリエステル100%の素材でできている生地です。
ここまで紹介してきたポリエステル製の生地とは異なり、触ってみると感触が布に似ています。
シャガールの特徴として、オシャレなストライプ柄が多いことが挙げられます。
そのため、カフェや雑貨屋、おしゃれなショップなどにおけるテントでの利用が向いていると言えるでしょう。
ただ、その反面汚れやすく、綺麗な状態を保つには数年に一度は生地全体を張り替える必要があるといったデメリットもあり、日常のお手入れに手間がかかります。
多少の手間があってもこだわりたい、という方以外は避ける方が無難でしょう。
値段も、前述した2つの生地より高くなります。
【店舗用雨よけ・日よけオーニングテント生地の種類④】ガラス繊維のストライク
ストライクはガラス繊維100%でできており、そのさわり心地は板のように固くなっています。
実際、本記事内で紹介するテント生地の中で一番固い生地がストライクです。
また、ガラス繊維は不燃材料でもあります。
不燃材料であるガラス繊維100%のストライクであれば、防火地域など法令により使用できるテントに制限のかけられている場所であってもテントを設置することができます。
テントを設置したい場所が防火地域などで自由に設置できないと悩んでいるのであれば、テントの生地をストライクにするとよいでしょう。
【店舗用雨よけ・日よけオーニングテント生地の種類⑤】メッシュ生地
メッシュ生地は通気性がよく、日よけとして使われることがほとんどです。
通気性が高い反面、汚れやすく手入れが大変であり、設置場所によっては手入れに時間がかかってしまうこともあります。
同じメッシュ生地でも、触るとザラザラしているものとツルツルしているものの2種類があります。
どちらを選ぶかは見た目や触り心地の好みによって決めるとよいでしょう。
素材はポリエステル100%となっていますが、同じポリエステル製のテトロンなどとは大きく性質が異なっているため注意が必要です。
汚れやほこりから守るテント生地はテントカーテンにも使用可能
テント生地は通常のカーテンと異なり、汚れや水濡れに強く設計されているものがほとんどです。
もし、店舗の軒先に通常のカーテンを設置しており、汚れなどに悩んでいるのであれば、カーテンをテント生地に変更してみては良いかもしれません。
詳細については下記をご参考ください。
https://www.chuo-shutter.com/blogs/735.html
まとめ
オーニングテントや雨よけテント、店舗用の日よけテントなどテントを設置する目的は様々です。
設置の目的や予算に応じてテントの生地を選択するようにしてください。