店舗用テントの張替えはどのようなタイミングで行っていますか?
年数が経ってからの張替えはデメリットも多くあります。今回は、5年サイクルでの張替えがおすすめな理由をご紹介します。
目次
【雨よけ店舗用テント・オーニングの張替えポイント①】修理での保険がおりやすい
常に屋外にあるテントは台風やひょう、落雷などの被害に遭いやすく、穴が開くなど破損してしまうことがあります。
そんな天災によるテントやオーニングの破損は保険の対象内になるので、新しく張替えるための修繕費として申請が可能です。
雨よけテント・オーニングが天災により破損した場合において利用できる保険の一つに火災保険があります。
意外に思われるかもしれませんが、火災保険は台風などによって看板が破損した場合にも適用できるのです。
ただ、店舗用の火災保険は一般の住宅向け火災保険よりも保険料の利率が割高となっているうえ、業種によっても差が大きくあります。
たとえば、花屋や雑貨屋といったガス設備のない店舗では保険料が安く、飲食店などガス設備のある店舗では保険料が高くなります。
しかし、10年以上経過しているテントの場合は火災保険による保険金が満額おりなかったり、申請が通るまで時間がかかったりする場合があります。
その理由は店舗のテントの耐用年数は8~10年程と言われており、10年以上使っている場合は経年劣化も破損原因に加味されてしまうからです。
火災保険に入っているからと安心して経年劣化しているテントやオーニングをそのまま使い続けていると、思いもよらない出費に懐を痛めることとなるかもしれません。
また、10年以上使っているテントは素材に含まれている可塑剤が抜けてしまう表面に粘りが出て汚れが付きやすく、紫外線による劣化も早まってしまいます。
そのためテントの張替えは店の外観をきれいに保つ意味でも、5年サイクルで張替えるのがオススメとなっています。
【雨よけ店舗用テント・オーニングの張替えポイント②】生地が色褪せず外観がキレイ
店舗用のテントはまさにお店の顔と言っても良い存在です。ここが色褪せていれば、外観のイメージがダウンしてしまい客足が遠のく原因ともなりかねません。
逆に新しくきれいな状態であれば、常連だけでなく新規の客も入りやすくなるでしょう。
雨よけテントやオーニングの色褪せの原因としては単純な経年劣化のほか、直射日光や雨風にさらされ続けることや汚れによるものなどがあります。
設置場所を日光の当たりづらい変えたりやメンテナンスを定期的に施すといった方法で色褪せを防ぐことができるのですが、やはり完全に色褪せ自体を止めることはできません。
そのため、テントの生地は消耗品ともいえます。
長期間、同じ生地を使い続けるという行為は好ましくありません。
そこで、5年のサイクルでテントの生地を交換してみましょう。
基本的に5年周期で交換していけば、常にきれい状態で新しい外観を保つことができます。
また、テントに使っている素材やデザインなどを変えれば、店の内観を変えなくてもリニューアルをしたような新しい印象を与えることも可能です。
さらに、テントを支えるフレーム自体が古くなっている場合は安全性を考えて本体交換も検討する必要があるでしょう。
詳細はコチラ
https://www.chuo-shutter.com/blogs/682.html
【雨よけ店舗用テント・オーニングの張替えポイント③】短納期で張替え・施工ができる
少し変わったデザインやオーダーの場合、採寸のために一度テントを取り外すことが多いです。
しかし長い間テントを張替えないでいると、生地自体が変質してしまう場合があります。
そうすると元々が柔らかい生地であったとしても、固まってしまいなかなかフレームから剥がせなくなってしまいます。
その場合アーム交換やフレームそのものを取り外さなければ行けないため、本体交換が必要となり修繕費も多くなります。
5年ほどのサイクルで交換を行っていれば、テントもすぐに取り外せるので短時間で採寸ができ納期も短くなります。
既存のテントの張替えであれば通常1日程度で施行が終了しますが、生地の選定や発注などを再度行う場合は3週間~1ヶ月程は見ておくと良いでしょう。
【雨よけ店舗用テント・オーニングの張替えポイント④】軽い修理の場合、低価格で修理ができる
テントの一部分だけが破れていたり、少しだけ雨漏りしているなどの丸ごとテントを張替える程ではないということ破損もあるでしょう。
その場合、新しいテントの場合は小さな穴程度だと、裏かあて布をして補修することが可能です。
しかし古いテントになると生地が固まっていたり、色褪せてしまったりしているので、あて布をしてもツギハギのような不自然な見た目になってしまいます。
これではあまりきれいな見た目ではないため、店の印象を下げてしまうことになりかねません。そのため結局全部交換してしまうことも多いようです。
このように急な修理は必要となった場合でも対応できるように、テントは5年サイクル程度で交換するのがオススメとなっています。
ただ、テントの設置場所や利用状況などによっては5年経過する前にテントの状態が悪化してしまうこともあります。
5年という年月にこだわりすぎず、テントの状態によって柔軟に張替えを検討しましょう。
テントを張替えて全交換してしまうタイミングの目安として次のような状態があります。
- 修理を繰り返して見栄えが悪くなってきた。
- 修理しても完全には直らなかった。
- 修理を繰り返しても次々に問題が起こるようになった。
上記のような状態になってしまったら、いっそテント全体を交換して張替えてしまいましょう。
詳細はコチラ
https://www.chuo-shutter.com/blogs/435.html
【雨よけ店舗用テント・オーニングの張替えポイント⑤】できるだけ長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要
雨よけテントの生地やオーニングのメンテナンスは部分的な張替えであれば最短で1時間から2時間程度あれば完了します。
しかし、生地やオーニング全体の張替えとなってしまうと最短でも3時間以上の時間が予想されます。
大きさによっては1日がかりということもあるでしょう。
大掛かりな作業となってしまうと時間だけでなく費用もかかります。
そうなってしまわないよう、テントの生地やオーニングにおける日々のメンテナンスや点検は専門の業者へ依頼することをオススメします。
プロへ依頼しておけば、素人では気づけない隠れた問題点についても素早く発見することができ、結果的に雨よけテントやオーニングを店舗において長持ちさせることに繋がります。
詳細は下記をご参考ください。
https://www.chuo-shutter.com/blogs/1000.html
まとめ
店舗用テントのオススメ交換サイクルについてご紹介しました。
5年サイクルで交換を行えば修理もしやすく、いつもきれいな状態を保ちやすくなります。
そのためできるだけ5年サイクルで交換することをお勧めいたします。