シャッターには通常のものの他、様々な機能が追加されているものがあります。
そんな特殊シャッターの種類と特徴をご紹介します。
目次
防爆シャッター
可燃性のガスや特別な薬品等を使用する工場では、通常のシャッターの仕様では対応できない場合があります。
発火性の高い環境では、モーターやスラット本体を防爆仕様に変更してシャッターを設置することがあり、それを『防爆シャッター』と呼びます。もし防爆シャッターの内部で引火・爆発しても、内部のみの爆発にとどめ、外部に誘爆しないように設置します。
外部に誘爆の影響を及ぼさない耐圧形と、電気機器に対して安全生を高めた安全増型などがあります。急降下停止装置ができ、停電時も操作できます。
水圧(解除)シャッター
水圧解放シャッターと表記されることもあります。
火災など起きた際に、外部からシャッターを開けて中に入らなければ行けないことがあります。
その時に消防のホースなどで水圧を書けることによってシャッターを開ける方法です。この方法を使うことで、停電時でも人が通れるくらいの高さまでシャッターを開けることができます。
シャッターによって解放できる高さを自由に調節可能です。
この装置があればシャッターを破壊することなく素早く消化・救助活動を行うことができます。
高速シャッター
高速シャッターは素早い開閉と安全性が求められる金融機関や、空調管理が重要な研究室、倉庫、工場などで使用されます。
従来のシャッターに比べで約4倍の速さで開閉します。
高速シャッターの中に様々な種類があり、断熱性を高めたものや、医療業界向けにクリーンルームにも対応できるもの、金属製で安全性を高めたものなどがあります。
オーバースライダー
オーバースライダーは工場や常業施設用のものと、個人用のものがあります。
個人用では主にガレージなどに使用されます。
通常のシャッターのように巻取りBOXを使うのではなく、入り口の両脇から天井まで施設されたレールの上をシャッターがスライド移動して開閉します。
シャッターを巻き取らないので、巻取りBOXが不要になり、天井高を確保できます。
また開閉音も静かで気密性も高いのがメリットです。
パネルの種類が多く、設計範囲も広いので様々な場所で使用できます。
デメリットは通常のシャッターに比べて価格が高いことです。
メンテナンスならお任せください!
特殊シャッターは、その性能から部品も特殊にできています。
そのためメンテナンスが重要です。少しでも動きや音などの異変を感じたら、問い合わせをしましょう。
中央シャッターでは特殊シャッターの修理にも対応しています。
現場で対応可能な場合もありますので、お気軽にお問い合わせください。