テントの修理は軽微なものから、大規模なものまでその内容は様々です。
そこで、テントの修理について主な修理例と、作業時間目安をいくつかご紹介していきます。
目次
①テント修理の作業の目安時間:生地張り替え
テントは長年の使用によって経年劣化します。
劣化したテントは外見が悪いだけでなく、破れてしまったり、強風に耐え切れず、どこかへ飛んで行ってしまうこともあります。
そこで、テントが劣化して傷んでしまっているのであれば生地の張り換え作業を行いましょう。
生地の張り替えにかかる時間はテントの大きさによって異なります。
小さいものであれば最短で3時間から4時間程度の時間で完了します。
大きいものであると1日程度かかってしまうこともあります。
テントの生地はあくまでも消耗品です。
耐用年数は生地の種類や環境によって差がでますが、10年から15年程が交換の目安となります。
生地の状況に応じて適切なタイミングで張り替えるようにしましょう。
②テント修理の作業の目安時間:応急修理
テントの状態によっては全体を張り替えずとも、応急処置として部分的に修理するだけで大丈夫な場合もあります。
特に、テントの一部分が破れてしまっただけで、テント全体としてはまだまだ使用可能な状態にあるような場合です。
このような場合に生地の全張り替えを行ってしまうのは賢明な選択とはいえません。
なぜなら、破れてしまった箇所を修理するだけで従前のように使用することが可能になるからです。
修理の方法によっても作業時間は変わってきますが、おおよそ1時間から2時間程度で完了します。
そのため、全体の張り替えのように長い時間がかかってしまうことはほとんどありません。
同じような色の生地を破れている個所にかぶせて修理するといった方法もあり、費用も比較的安価になります。
生地を張り替えずとも、応急修理で何とかなるのであれば、部分的な修理も充分選択肢となり得ます。
③テント修理の作業の目安時間:フレームのゆがみ
テントのフレームも生地と同様に、年数の経過や使用環境によって劣化します。
また、自然災害や事故などによってフレームがゆがんでしまったり破損してしまうこともあります。
テントのフレームは固く、重量の大きなものであることが多く、そのような状況のまま長時間放っておくのは非常に危険であるといえるでしょう。
そこで、フレームが破損したりゆがんでしまった場合にはできるだけ速やかに修理するようにしましょう。
修理に必要となる時間や費用は、フレームの大きさや状態によって異なります。
状況によっては一度取り外し、工場での調整が必要となってしまうこともあります。
その場での修理が可能であれば、3時間から4時間程度の作業時間で完了となります。
ところが、工場での調整が必要となると、修理の完了までに5日から10日程の期間が必要となってしまいます。
フレームの状態が悪化してしまうことのないように、問題が発生したらできるだけ早い時点で何らかの対策を講じるようにしてください。
④テント修理の作業の目安時間:既存の物が流用して使用できない場合
テントを修理しようとしても、既存の物を全く流用して修理することのできない場合もあります。
そうなってしまった場合にはテント全体を交換することとなります。
また、テントの状態によってはフレームから組み直すことが必要になってしまいます。
修理にあたって既存の物が流用できないとなると、その状況によって修理にかかる時間が大きく異なってきます。
特に再度フレームから組み直すようなこととなった場合には、作業の開始から終了までに10日から14日程度の日数が必要となります。
当然、それに伴い必要となる費用も増加してしまいます。
既存の物が流用できない程にテントが損傷してしまうのを防ぐためにも、日ごろからテントの様子をチェックし、定期的にメンテナンスをしておいてください。
まとめ
テント修理は簡単なものであれば数時間で終了しますが、大掛かりなものだと完了までに数日を要することもあります。
当社ではテントの状況に応じて最適な修理方法をご提案致します。まずはご見積もりだけでもご相談ください。